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会長の挨拶
人類の発展史にさかのぼると、ルネサンス時代では、芸術と科学の革命により、人々の心と生活のレベルが昇進し、人類は中世時代から近代世界へと突入していった。
約三百年後には、第一次産業革命が起こった。生産は、労働生産から機械生産に変わった。続いて、百年以内に第二次、第三次産業革命が起こり、生産の主導権は、電力からコンピューターへと変わっていった。
今日では、第四次産業革命はこれまでにない勢いで押し迫ってきており、クラウドコンピューティングと人工知能が、未来発展の主導権を握っている。また、予期できるものとして、これら産業革命は、人類の未来にますます貢献し、また、衝撃を与えるものとなるであろう。
創威光電が成立して以来、今日に至るまで、私達は専ら光通信産業に専念し、光通信産業の分野に於いて、光メカトロニクス専門の架け橋となることを目指し、その重要な能力を通して、社員と株主への最大の福利を求めつつ、顧客に対して最大の価値をもたらし得る製品を開発製造していく。同時に、人類社会に対してもより安全で、便利で、かつ快適な生活をもたらす。
第四次産業革命に直面し、私達は個人、並びに企業としての存在の意義や価値について考えざるを得ない。如何にして、科学技術のイノベーションと企業利益を追求していくかと同時に、一個人として最も重要な道徳価値を有する者として、地球の環境保護をする者としても責任を担っていく。このようにしてこそ、第四次産業革命の中に於いて、揺るがない確固とした者として、人類社会に貢献していくことができ、ひいては、世界の一公民としての責任を全うできるのである。